イン・シークレット

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産婦人科領域では、
出産の折、出口に当たる部分が限界を超えて広がる為に裂けてしまう
というという話しが有ります。
その為一般の病院では出産時に　会陰切開　と言う方法で
外陰部をわざと切ります。
こうする事によって自然に切れてしまった場合の、
汚く切れるので治りが悪い。
いきなり切れるので、沢山切れてしまう。
この２つを防ぐ事が出来ると言われています。

私は助産婦さんに担当して頂き、２回の出産で
ほんの少しも切れませんでした。

これには理由があります。

最初のお産の時、助産婦さんが妊娠10ヶ月に入った私に
『オリーブオイルを使って赤ちゃんが出てくる部分を毎日マッサージする様に』
と言ったのです。
こうする事で、その皮膚の部分がいざ伸びようとした場合、
スムーズに伸びてくれるのだと言う事でした。

少し変わって。
初めてエッチしたとき、入っている部分が痛くなかったですか？
こんなんじゃ、子供産むとき死ぬわいな！！って思いませんでしたか？
でも、前にも書きましたが、出産の時には入り口（出口？）の
痛いなんかたいした事じゃ無い。

これにも理由がある訳で。
赤ちゃんが出来た瞬間から体の中のホルモンバランスが変わります。
そのホルモンの作用の１つに
“皮膚を伸ばす性質”
が有ります。ですから妊婦さんのお腹は大きくなりやすいのです。
（赤ちゃんはまだ小さいはずなのにお腹はみるみる膨らむでしょう？
　それは皮が緩みやすくなっている事が原因の１つです）
そしてその作用が如実に現れるのが　赤ちゃんの出口　なのです。
だって、女のアソコがあれほど広がるのって、不思議じゃないですか？

おかげさまで私の陰部はいたって綺麗です。
出産されていない方にとってはそれが何？
かも知れません。でもこれ、痛いんです。
私が知っている限り、この痛みの為に便秘になったり、
便秘が悪化して痔になったと言う人が結構います。

最初、膣に指を入れてマッサージする事に抵抗が有りました。
ひとりえっちみたいじゃないですか。
しかも、よく分らないから鏡みてやりましたし。
『試練だ！！』
なんてね。でも、それ以上に得るものが有りました。

まず、切れなかった事。
それにその部分がどうなっているのか本当によく分った事。
びよ～～～～んって、伸びるんです。
え、自分の体にこんな部分って有ったの？目から鱗♪です。
このとき、自分の体の事は自分でい知っていないと駄目なんだって思いましたとも。
それから、マッサージをするという知識を提供してくれた助産婦さんに感謝です。
知識は力です。

膣を知る　の部分で膣に指を入れる話しが出てきます。
抵抗の有る方もいると思います。
でも、せっかくですから自分の躯を知る事だと思って頑張ってみて下さい。

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